娘。秋ツアー CHANCE! 武道館

セトリに関しては前に書いててほぼそのままなんで全体的な感想のみ。






予想通りステージ構成が花道ありでしたね。
予想以上に大きかったんでこれは使いまくるだろうな思ったら案の定でしたw


さてさて、誰かの卒業公演ではない武道館。
ツアーファイナルという意味だけの武道館。
そんな武道館はファイナルという言葉に相応しい秋ツアーの集大成だったんじゃないかな。
メンバーそれぞれの成長が見え、武道館という大きな会場でのライブを楽しみ、ステージと客席の一体感に溢れた公演。
それは歌い踊る部分だけでなく、MCの部分でもこれまでの公演とは違ったものを見せてくれてたかなと。


道重さんソロMC。
相変わらずヲタを楽しませようと組み立てたれてる。
その上、紅白についてもコメントした。
「年末はちょっと残念だったんですけど(笑)」と、話し始め、娘。達は前向きなんで安心してとアピール。
こういう所もらしいMC。
別に触れなくても良いけど、やっぱり触れないのは不自然だし。
踏み込みすぎず、かといって完全無視でもなく、絶妙な触れ方をこの人は分かってる。
ヲタそれぞれだとは思うけど、心配してるヲタもいれば気になる程度のヲタもいただろうけど、
ヲタで気にもしてない無関心な奴はきっといないわけで、そこに触れたのは良かったかなーって。


MCと言えば、坊やチームとふんわりチームで分かれてたMCが両チーム一緒に参加と言う武道館バージョン。
ま、ゲストが参加してるんで良曲が潰れたことによるものなんだけど(苦笑
ぶっちゃけ、オープニングだけで良かったよゲストは。俺の坊や。。。
気を取り直して。
テーマは事件。
鈴木がしゃがんだ状態から立つ時にヒールにスカートが引っかかって脱げてしまったというエピソード。
事件と言うネタとしては申し分ないものなんだけど、更にそこに佐藤が絡んでたからもう大変w
鈴木は助けてくれた佐藤がカッコいいという持って行き方したところで、佐藤はそうじゃないと否定。
スカート脱げた鈴木を見て大爆笑して、これは自分で笑いを止めなきゃと思って助けたと。
これだけで成功だったトークに急遽小田が参戦。
すると佐藤が「小田ぁ、、、」と凄みを見せるようにして威嚇w
それに対して小田は「いつもそーやって言ってくるー!」って佐藤が先輩風を吹かせてる事をさりげなく暴露w
そして佐藤と顔を合わせるところでアッカンベーをしてきて「うわぁ」って思ったと言うと、
佐藤は「先輩に言うことじゃないでしょー!」とまたも先輩風をふかすw
それを聞いたリーダー道重さんは「アッカンベーも後輩にやる事じゃないでしょー」と更に笑いを起こす。
素晴らしいねこの流れ。こういうエピソードが同期内でなく上下の関係で出てくる面白さ。
更に続きがあって、アッカンベーだけでなく二の腕をつねられたと暴露する小田と、
つねったんじゃなくて衣装を直してあげたと否定する佐藤、1度じゃなくて何度もと否定を否定する小田。
くっそわろたwwwwwwwwwwwww
もうお腹いっぱい。
って思ってたんだけど、まだまだ武道館スペシャルMCは止まらない。
鞘師が衣装のショーパンのファスナーが全公演開いていたと告白。
その衣装がちょうどこのMCでも着ている衣装で、「今も?今も?」と石田が煽る。
今は開いてないと言った鞘師の言葉に被せるような早さで道重さんが「見せてよー」と発言。
これには会場だけでなくメンバーも大爆笑。
道重さんすげーなー。ヲタが喜ぶ要素をよくご存知で。さすがはネットパトローラー。
今は開いてないと言った鞘師だけど1回確認すると客席に背を向け確認。
するとまたも道重さん。
「さゆみ確認したい」
このド変態がぁあああああああああああああああああああああああああああああ!w
道重さんの立ち位置は端の方で鞘師は真ん中だったんだけど、道重さん真ん中まで歩いてきたから本気で確認する気満々だったと思いますw
何を思ったか、鞘師が前でやっていいですか?と客席に見せるように確認していいかと言い出すw
それを隣で聞いてた佐藤がすぐさま「ダメです!ダメです!」と止めに入る。
なのにド変態リーダーは「鞘師が良いなら良いよ」と言っちゃうw
結局客席に開いてないことを見せるんだけど、スクリーンのカメラが鞘師の股間ロックオンでくっそわろたよねw
スクリーンにショーパンと太ももしか映ってねーんだもんw
あの映像くれよ←
これでも十分おもしろかったんだけど、鞘師が「ちょっとだけよー」と乗っかってきて更に笑いが起こる。
珍しいよね鞘師がステージでこういうネタでこう乗っかってくるの。
でも、鞘師も分かってるかー。アイサレタイノニのあそこで喜ぶヲタを見てたりすりゃ、自分の太ももにヲタ食いついてるなーってw
最後に飯窪さんが鞘師に「ごちそうさまでした」とリーダーに負けじと変態発言してこの話題を締めくくるという良いフィニッシュ。
そして譜久村の「ハゲた」というテーマは、衣装のアクセサリーのメッキが剥げたという話しで、
道重さんが「こっち(頭)かとおもったw」と言うと譜久村が「若干そうなんですけど」と自虐w
すると道重さん「そんな事言ったら客席の方に失礼w」これで客席もメンバーも爆笑w
上手いよなーw
挙句の果てに「人間なんだからしょうがない」とかハゲを開き直れと言わんばかりの発言までwww



一旦MCから離れて、武道館バージョンのライブのことも。
前に書いたように今回はT字のステージだったので、今までと同じ曲でもステージの使い方が変わってました。
自分の席だとセンターステージを使う時は真横から見る形になるんで、これはこれで面白いアングルだなーと。
今まで見れなかったお尻が見れたり←
あとは武道館ではおなじみのステージ横に花道が1階席近くまで伸びてるんでそこにメンバーが行ったり。
残念ながら道重さんは逆サイドに多くいたんで曲中に近くで見る事はほとんどなかったんだけど、
それならそれで近くに来たメンバーを見ることになるわけで。
石田、工藤、生田、3人を長時間近くで見れたから満足。
工藤の可愛さはヤバイなーって改めて思うし、石田と生田は引き締まった身体が凄くキレイでカッコいい。
その辺の確認ができたのは端の方ながら2列目で良かったなーって思った部分。
あと、娘。じゃないんだけど、J=Jのかりんちゃんはヤバイ。
元々、なっちっぽいなーとか思える部分があってハロステ等で見てたんだけど、
娘。の曲にダンサーとして参加してるのを目の前で見たらそれはそれは凄かったです。
ガンガン踊ってたのも好印象なんだけど、単純に見た目がカワイイ。
そしてさっきも書いたけど安倍なつみの風味が彼女にはある。
きっとそれはキャリアで出せるものじゃなくて持って生まれた要素。
ユニットのセンターにいるべき人間って感じだよね。



さて、MCに話しを戻す。
最後のMCは基本定型だったんだけど、さすがにファイナルでしかも武道館だから変えてきましたね。
やっぱりね、自由にやらせたほうがいいと思うんですよ。
失敗する事もあるだろうけどさ。
俺、ミチシゲイレブンで生田がやっちまった時にちょっと心配もしたんだよね。
恐怖症って言ったら大げさかもだけど、いわゆるイップスみたいな感じになっちゃうんじゃないかって。
でも、だから定型でやらせるって答えは違うと思うし、そこはヲタがやたらエーイングしてんじゃねーよとも思うわけで。
ま、生田が強かった事に救われたよねアレは。
これから先、遠くない未来に道重さんが卒業するときは来るわけですよ。
記者会見、インタビュー、道重さんのトーク力がどれだけ強いかってのは誰もが知ってるわけで、
じゃー道重さんが卒業した後にそういう場で誰がインパクトを残せるのかって話しになってくるわけですよね。
マスコミの前でどれだけ話しができるかって部分は、その記事がどう出るかにも関わってくるので凄く重要だと思う。
道重さんが娘。にいる内に、他のメンバーのトークスキルを高める必要は当然あると思うんだよ。
メンバーは道重さんからトークスキルを盗んだりアドバイスをもらったりするべきだと思う一方、
道重さんの天性のものとそれを磨き上げたものでもあるんだよなーとも思ったり。



そんな道重さんですが、この武道館でもやっぱりMCがキレキレ。
新曲What is Love?前のMCで、MV撮影をここでやっちゃうと発表。
どんな形になるのか分からないけど、客席も映してライブ形式のMVにするのだろうか。
その発表と説明の中で、「AKBグループのファンのみなさんが見て、モーニング娘。のファンは熱いなって思うくらい盛り上がってください」と言い出す。
そう、道重さゆみの中でAKBという単語はタブーではないのだ。
現状を見て、事実を見て、包み隠さずに発言する道重さゆみのスタイルではAKBという単語はなんら問題なく出てくる単語。
それは紅白の事を口にしたソロMCの時と同じように、触れない気持ち悪さとか要らないという俺が大好きなスタイル。
こういうのがある度に道重さゆみは面白い!結局道重!って思うんです。


道重さゆみは止まらない。
ツアーファイナルの武道館で、娘。史上に残るMCをやってくれました。
最後の最後のMC。道重さゆみの発する言葉に色んな想いを駆け巡らせるヲタが沢山いたはず。
「これは私個人的な話しなんですけど」
ここで、俺を含め周りのヲタも「え?なに?ちょっとやめてよ」って空気になる。
「今回のツアーが」
え?
「私にとって」
え?え??????
「先輩も同期もいないっていうツアーが初めてでした」
なんだよー。。。
これ、俺の周りでリアルに言われてた言葉w
道重さんの言葉の切り方が狙ってるとしか思えないw
そんな中道重さんは続ける。
「正直、大丈夫かなー?って思いました。でも大丈夫でした。」
なんともあっさりとしてたからなのか、不安を煽っておいてそれかいって事なのか、会場がちょっとした笑いに包まれて、
メンバーも笑ってて、ほんわかした空気にすらなってた。
道重さゆみが凄かったのはここからだった。
「それは何でだと思いますか?」
客席をちょっと見渡すように間をおく。
「それは、、、後輩たちが頼もしくなっていたからです。」
完成に包まれる武道館。リーダーのその言葉を聞いて涙を流すメンバーもいる。
客席の俺も、周りのヲタも泣いてた。
思い出してこれを書いてる今も涙が出てくる。
そして道重さんはこう続けて終わりの挨拶とする。
「そして何より。。。いつも応援してくださるファンの皆さんの愛のある応援が本当に心強かったです。
 本当にどうもありがとうございます。」
深々と頭を下げる道重さんの姿が涙で歪んでちゃんと見えてなかったのがもったいないなーって今思うんだよねw
道重さん立派になったなー。別に今改めて思うことじゃなくて、もう何度も何度もそう思える事をしてきてる人なんだけど、
分かっててもそう思わせる場を次々と見せるんだもんね。
アイドルって言われるカテゴリーに属する人が日本全国に何人居るのか知らないけれど、さゆヲタとして自信を持って言えるのが
この人こそが真のアイドルでカリスマでしょって事。
キラキラしててアイドルアイドルしてるかと思いきや、こうやって人の心をふるわせるメッセージを発する。
素敵だしカッコいいしカワイイし、唯一無二の存在だよね。
今のモーニング娘。の魅力は世間向けにはフォーメーションダンスでカッコよさのあるグループという面。
でも実際は、パフォーマンスもそうだけどメンバー同士の絆とか、メンバー愛だとか、モーニング娘。愛という部分こそが
最大の魅力だと俺は思っててね。
ま、これは世間一般には伝わり辛いんだけど、だから一般層がパフォーマンスで食いついてくれたら、
娘。を知れば知るほどそういった愛情の部分を感じて更に好きになってくれると思ってるんだよね。
そして気付くんだよ。
モーニング娘。があれだけカッコいいパフォーマンスができるのは、こうしてメンバー同士のつながりがあるからなんだって。
メンバーが心から楽しんで、モーニング娘。を愛して、メンバーを愛して、それが向上心とかパフォーマンスに繋がってるんだって事に。
後輩たちが頼もしかったと自信を持ってファンの前でメッセージを送るリーダー。
そんなリーダーが率いるモーニング娘。だから魅力があるんだよね。
リーダーの言葉に涙を流す後輩たちがリーダーを信じてついていくから、モーニング娘。って魅力あるんだよね。
だからモーニング娘。は最高なんですよ。
あの言葉を聞いて涙を流したメンバーはどんな想いだったんだろうか?
もしかしたら、それは、今年色んな嬉しい事があった中で最高のものがあの瞬間だったんじゃないのかと思ったりする。
どのメンバーも言う。道重さんは凄いと。それは持ち上げてるわけでもなく本音だと思う。
今の道重さゆみを間近で見てりゃ本音に決まってる。
その絶対的なリーダーが褒めてくれた。頼もしいと認めてくれた。
それは彼女たちに喜びを与えるとともに、もっと上を目指す活力にもなったんじゃないだろうか。
素敵なリーダー。素敵な後輩。そんな関係性をしっかり見せてくれたりもするMC。


だがしかし。
まだまだ道重さゆみは止まらない。
道重さゆみのMCとしての仕事は、客を楽しませること、客を盛り上げること、客の心をふるわせること、自分の伝えたい事をしっかり伝える事。
客を楽しませて盛り上げる事までしっかりやろうとする。
「今日ここにいる、男性のみなさん」
男ヲタの歓声
「女性のみなさん」
思った以上の女性の歓声に男ヲタがどよめくw
「ちびっ子のみんなー!」
男ヲタの歓声
「違うでしょ」
「そして、、、ハゲ気味のみなさん!」
会場も客も笑いに包まれるw
そう。ラストの曲に向かうために感動的なままよりひとつ盛り上がりがあってから行く方がいいという計算でしょう。
道重さんはそういう事ができる人。
だから、あの感動の発言の後にこの笑いが起こるMCがあったんだと思います。
感動で泣いてた工藤もハゲ気味のみなさんでジャンプして大笑いしてたしw
生田は膝を叩いて笑ってたなーw
そして、「みんなの事が大好きです!道重さゆみでした」と締めくくる。



さゆだっけかな?
愛の軍団というタイトルが発表されたときに、愛の軍団=モーニング娘。みたいな事言ってたの。
あの時も「なるほどねー」って思ったんだけど、この武道館を見て改めて思ったよ。
モーニング娘。は愛の軍団だって。
いや、違うかな。
モーニング娘。と応援するヲタが合わさって愛の軍団かな。
ステージのメンバーとともに笑って、楽しんで、感動して、涙して。
多分きっと、俺達も愛の軍団なんだと思う。
みんなでもっと上へ。高みの世界へ。大きな目標へ。
大丈夫。
あんなにも素敵なリーダーとリーダーを信じて背中を追いかける真っ直ぐな後輩たちと、
そんな彼女達を信じてバカみたいに応援するヲタ達で構成された愛の軍団ならどんな事だってできるはず。
焦らないで1歩1歩進んでいけばおのずと見えてくるから。


輝ける未来へ。
さあ、いこうか。